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僕はこうして破滅する~特典旅行がやめられない~

主にユナイテッド航空(UA)マイレージプラスを主に使って、特典航空券でお得な旅行を楽しんでいます。 JGCとSFCはなんとか取ることができました。 日系FFPはあまり詳しくありませんが、たまに発券しています。 発券コスパ系の旅行者で、バックパックと高級旅行を組み合わせるスタイルを楽しみます。 FirstClassからヒッチ、5★ホテルから野宿、キャビアから半額弁当まで、バラエティに富んで発信していきます。 各種お問い合わせは meltdown.int@gmail.com までお願いします。

ニューヨーク最後の夜はタイムズスクエア!インフルエンザにかかってしまった。

観光 ご飯
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ニューヨーク最後の夜

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ニューヨーク最後の夜はタイムズスクエアからお送りします。
実はあまりの寒さから、この摩天楼でインフルエンザにかかってしまったようです。

はじめは単に風邪ひいたなあと思ったのですが、

「ちょっとインフルエンザの検査してみましょう!」

と言われて調べてみると、、、、なんと陽性!

その詳細をレポートしていきたいと思います。

今回は写真と文章の内容がマッチしません。

 事の起こりは、、、

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帰国最終日は早朝便に乗るので、前日ゆっくりしようと思い予定を入れていませんでした。
前日の朝、目が覚めるとどうも気怠く風邪をひいたような感じ。

もともとキューバという熱い国から来ているので、寒気はずうっとしていていました。
持ってきていたユニクロのウルトラライトダウンではなんの役にも立たないほど寒かったので、ブルーミングデールズでダウンジャケットを買い着ていました。

ダウンオンダウンで、かなり暖かいハズですがそれでも寒かったです。

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これは風邪をひいたかもしれないなあと思い、ひとまず病院を探します。
このときはすでに宿を57thのホリディインから、タイムズスクエアのインターコンチネンタルに移していました。

すると宿近く、歩いても15分ぐらいのところに病院を見つけます。

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安心メディカル - Anshin Medical Health Care, New York City

36 West 44th Street, Suite 303  New York, NY 10036

というクリニックです。

少し入り口がわかりにくいですが、GoogleMapを頼りにしていけば、何とかつきます。

雑居ビルの3階にあります。

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もちろん海外旅行保険は使うことができるので、事前に契約の海外旅行保険会社に連絡しキャッシュレスでの診察対応依頼をすると、現地での支払いはありません。
ただし小規模なクリニックですと薬を在庫しておらず、院外処方箋をもらい薬局に買いに行くことになります。こちらはあとで申請することで返金を受けることができますが、いったんは建て替えることになります。

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保険会社と病院間でのキャッシュレス対応に関するやり取りは、基本的に半日ほどで終わります。
保険会社から準備が完了したという通知を受けてから病院に向かいます。
このときに、パスポートと保険証書をお忘れなく。
こちらの安心クリニックさんは、日本人の医師が勤務していたので、院内でのやり取りは日本語で完結しました。
外国人医師しかいなかったりすると、専門用語のところで詰まったりするので日本人医師がいるとやり取りが簡単で楽ですね。

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風邪だと思われる症状を説明し、「念のため」インフルエンザの検査をしました。
2種類の方法で検査し、簡易検査では陰性が出たので「んじゃ風邪ですねー」ということで、院外処方箋をもらって雑談をしていました。
お会計は0ドルですが、保険会社に請求する書面にサインがいるのでその間待っていると、再度呼ばれます。

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dr「さっきの簡易検査は陰性だったんですが、、、別の検査でほんのりと陽性が出ていますねー。」

なるほど検査キットを見ると、ほんとにごく薄くですが陽性反応を示すラインがでています。

ほんのりとでも出ると、インフルエンザにかかっているのは間違いないという事なので、タミフルが処方されました。
おそらく自覚症状がまだないので、今のうちに飲めば効く?かも?と言われます。

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私「明日帰国なんですよね~」

dr「んじゃ万が一の時に航空会社提出用のDOC出します」

という事で、キャセイパシフィック航空とアメリカン航空に出す用の診断書をもらいます。
ちなみにこの手の診断書は保険ではカバーされません。

病院のほうがうまくやってくれると、タダったりするけど、その辺の会計実務に関してはわかりません。

今回は費用請求なしでした。

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病院を後にしファーマシー(ドラッグストア)に行きます。
日本のように独立した調剤薬局などなく、大手ドラッグストアの中に調剤薬局が入っています。
しかし処方箋を提出してぼけーと待ってればいいかといえば、そういうわけではなく、なんと自分で薬をピックします。
処方箋には一般的な商品名ではなく薬品名が書いてあるので、それに合う薬を聞いて探し回らねばなりません。
これがかなり骨が折れます。
最初に行った店では、どう見ても暇そうでしたが「忙しいから」と断られ、2ブロック先の店に行くように言われます。

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寒いは心なしか関節痛いわで苦しみながらやっとこさついた2つ目の薬局は、何とか薬のピックアップは手伝ってくれましたが「タミフル」だけがありません。
ここにはなくて5X丁目のXXというとこならあるかも~といわれて、再びガックシ来ます。
ちなみにタミフル以外の薬だけでも100ドル近くしました。

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現在地は45丁目付近、そこから5X丁目まで歩くこと15分。
もうここになかったらどうしようと思いながら、なんとかたどり着きました。
もう帰るぞという薬剤師に何とか処方箋を渡して、タミフルを出してもらいます。
なんと価格は1錠25ドルもします。
10錠1シートでいくついるかも確認せずに、ドーナツを食べながら帰っていきました。(もちろん飲み方の説明なんかありませんよ!)
ひとまず手に入ればどうでもいいやと思い、お会計で250ドルという大金を支払い、薬局を後にします。

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薬局から頭がガンガン痛くなってきたので、すぐさまホテルに帰って寝ます。

病は気からといいますが、全くそのパターンです。

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部屋に帰って薬を飲み3時間ほど寝ると、だいぶ楽になっていました。
ちょっと落ち着いたところで、作戦を考えます。
どうせこのまま日本に帰ったところで、インフルエンザ陽性の場合7日間は出勤することができません。
仮に症状が重くなった場合、翌日か翌々日ぐらいに山場が来ます。
たとえ無理を押して日本に帰国しても、どうせ寝ているだけです。
ならば、、、入院してしまおう。と。

未だかつて海外で入院したことはありません。なのでどういう手続きなるかはわかりませんが、まずは保険会社に相談です。
私「インフルエンザだったんで入院したいですー」

保「ちょっとお待ちをー契約内容確認しますー」

保「お待たせしましたー、残念ながらNYで入院する場合だとおそらく持ち出しでてしまいますねー。ホテルで静養はできませんか?」

私「え、入院代ってそんな高いんですか?」

保「はいー。NYは世界でも最も医療費が高い地域でして、飛び込みだと私立病院の個室になることが多いので、1室1泊30万以上かかっちゃいますね。」

私「げー。ホテルのほうが安いぐらいですね」

保「はい、、、なので症状が落ち着いているのであれば、ホテルで静養してもらったほうがいいと思うんですよー。ちなみに今お泊りのホテルだと、高級ホテルになっちゃうんで、ここに延泊だと全額の負担は厳しいですー。」

私「なるほど。具体的にどれぐらいのホテルならOKですか?」

保「そですねー、NYCなら2-3万円(冬の当日レートで)ぐらいまでですかね。」

私「わかりました。航空券の変更費用とかは対象ですか?」

保「すみません。。。変更費用とかは原則ダメなんですよ。航空便に乗り遅れて買い直しとかも対象外なので、航空会社との相談はお客様でお願いします。しかし病院に行った時の交通費(タクシー可)は満額出ますんで、領収書取っておいてください。」

私「わかりやしたー」

保「お大事にー」

という事で、入院案は速攻消えました。

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続いて、今持っている予約を変更できるかどうか調べます。
今回のチケットはアメリカン航空の特典航空券なので、発券後は何度でも無料で変更できるようになっています。

ひとまずBAの特典航空券検索ツールで、キャセイパシフィック航空JFK→HKGの空席を探してみると、、、予定していた日の翌日、同じ時間帯にファーストクラスの空席があります。ほかは全くありませんでした。
HKD→HNDは残念ながら空席が全くないので、この区間はまた別の機会に使いなどするしかありません。

 

ひとまず正規ルートでの変更なら+1日後、航空会社のメディカルリーズンなら交渉次第という事になります。

続いてキャセイに電話します。
私「どうもー、X/XのCXYYY便のPAX誰々です。ちょっとインフルかかっちゃって、キャセイのクリアランス教えてくださいー」

CX「あらあら、ちょっとお待ちをー」

CX「あらやだ、ウチはインフルでも乗れるみたいですね。ただ心配ならメディカルに聞いてもらうこともできますけど。」

私「例えば、今から具合が悪くなってもう乗れないってなった場合、再発券ってどうなります?」

CX「うーん。緊急事態的なのはウチでやるでしょうけど、診断書を出してどうにかするってのは発券元のAAさんでしょうね」

私「わかりましたー」

CX「お大事にー」

ひとまずキャセイでは、万が一機内でぶっ倒れたらそれはCX責で送り届けますとのこと。

そうはなりたくないけど。

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続いてAA。あー電話したくない。AABBAって怖いんだよな。

たまたま土曜だという事もあり、アメリカのデスクにかけます。

私「どうもー、ロケーターXXXXXXでPAXの誰々です。」

AABBA「はい。なんでしょう。」

私「インフルかかって、DrからのDocもらってるんですけど、元の予約クラスの空き状況に関係なく、別便振り替えできます?」

AABBA「はぁ?特典だったら特典に空きなきゃ無理ですけど?」

私「(あ、こいつ話通じない系だ)」

私「メディカルなんだけど。医者からNo fit Travel 7daysって書いてもらってる」

AABBA「じゃあ乗らなきゃいいだろがよ」

私「うん。そう。乗らなきゃいいべ?そうしたら元の券は無駄になるだろ。で、そういう時はさ、別便に変えてくれたりするじゃん。その変どうなの?」

AABBA「は?乗らないのはお前の勝手で、なんでうちタダ変えるんだよ?」

私「(こいつはダメだな。別のこと聞こう)」

私「わかった。もういい。別の話だけど元の予約日の次の日に同じ便、同じクラスで空席あるべ。それに変えるには最低何時間前までに電話すればいい?」

AABBA「変更します」

私「まてまて、タイムリミットについて聞いてるだけ。」

AABBA「変更しないの?」

私「だからー。する・しないの話じゃないの。」

AABBA「お前の航空券だけど、もう4回ぐらいリイシューされてるからSVからこの航空券無効にしろってメッセージは行ってるぞ?」

私「は?どゆ事?」

AABBA「わかんない。SVと話す?」

私「いや、、、もういいわ。ひとまずこの航空券は有効よね?」

AABBA「イエッサー。有効ですよ」

私「分かったっす。じゃああ」

AABBA「アメリカン航空にお電話頂きまこと(ry がちゃ」

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うーん、なんか訳の分からない事態が起こっています。

ひとまずAAは同一ルートでの変更手数料はかからないというレギュレーションのはずなのになぜこういうことになるのか?

USにしてもAAにしても、特典航空券でのレギュレーションは複雑です。
後々日本語デスクに話をして事情を考察すると、ADM(罰金のようなもの)が発生していて、もともとの航空券のクレジット(原価割れ)がもうないので、これ以上予約を変更させるなという事らしいです。

一客としてはルール通りの使用ですが、航空会社として裏ルールを用いて利用制限をかけるとは何とも腹立たしい話です。

が、実際のらない便の席を抑えている行為は罰金発生事由になるので、それを何度目までなら許すのか?という結論が出なさそうな問題です。

 

ひとまず、その時点ではJFK-HKGの予約変更が完結しなかったので、翌日乗るほかありません。

完全に頭に血が上っていて、インフルエンザの体調の悪さは吹っ飛んでいました。

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別記事に書きますが、あまりにも腹立たしかったのでホテルのバーでシャンパンを飲んでイライラを解消していました。

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怒っていても仕方ないので、次の作戦を立てます。
このままの調子でいくと、香港までは確実に行かなくてはいけません。
その後翌日に香港→羽田と乗る予定ですが、おそらく香港に到着したぐらいで具合は最悪になることでしょう。

そうすると香港で静養するほかありません。
なので、アメリカン航空には香港→羽田の変更のみを要求することにします。
こちらは少なくとも特典の予約クラスに空きがあれば、変更ができるはずです。

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ひとまず現在の体調を知りたかったので、ホテル内のカスセンに電話をして体温計を発注します。

私「XXX号室のXXXっす。体温計ほしいっす」

カス「XXXさまー どうかしました?」

私「いやー、どうもインフルでね。具合悪いんですわ。」

カス「あらら。ドクターいります?」

私「いや、大丈夫。もう行ってきた」

カス「じゃあ体温計だけ持ってきますー」

私「おなしゃす」

 

で、しばらく待って

 

ドア「コンコン」

私「はいよー」

カス「体温計持ってきたよー、あとねーどうしてもやばかったら、延泊していいよ。」

私「え。まじで。」

カス「うん。インフルでしょ?」

私「費用は?」

カス「マネージャーがいいって」

私「え?いやいやいや。もしぶっ倒れたら1週間とかになるから、それはないでしょ」

カス「あーそうだね。1日ぐらいってことだね」

私「だよね。でも明日帰るチケット持ってるからどうしようもないわ。折角だけど。」

カス「そうっすか。わかりました。お大事に!」

私「どうもねー」

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うぬぬ。まさかの神オファーが出てきたけど、、、残念。変更はどうしてもできないんだよなあ。
私にAABBAを説き伏せる能力はないので。
惜しいけれど、-20度のところで静養しても具合がよくなるとは思えないので、香港に旅立つことにします。

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NYCは物価も高いし、、、栄養のある食事にありつくのにはコストがかかりすぎます。

ホテル代は保険会社から出たとしても、食費とかは出ないのでその辺はあまり高くない国のほうが助かります。

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というわけでまた再び酒をかっくらって、寝ました。
そうそう、ちょうどインフルにかかったであろうと時に一緒にいた子に「大丈夫?」コールをすると、「別に」とのことでした。
誰から感染されたんだろうか?

 

ニューヨークでの食事

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アップルビー アメリカのファミレスチェーン。どこにでもあります。
ハードロックカフェとかとメニューは変わらないと思います。

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やっぱりアメリカンフードが食べたくなる。
リブステーキ。これ日本のスーパーに売ってないんだよなあ。
ポテトとコールスローがまた合うんですよね。

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バスターミナル(42St Port Authority BT)近くにあるラーメン屋「Tabata」で。

Tabata Ramen 田端 - Fresh Japanese Ramen Noodles

海外のラーメンは全くおいしくないけれど、ひとまず汁物がほしくなり入店。

おそらく日本人か日系人経営と思われるラーメン屋。
Yelpの評価も悪くなく(ラーメン評価などあてにならないけど)、店は西日暮里とか駒込とかにありそうな雰囲気。

店内は普通のラーメン屋のような感じで、奥にテーブル、手前にカウンターバー。
着席すると水が運ばれてくるあたり、日本のサービス業を思わせ安心する。

メニューの品々はNYC価格で10ドル前後はする。

無難なのにしようと思ったけれど、醤油ラーメンならNisshinでもいいわけで、ここは思い切ってシグネチャーメニュー「Tabata Ramen」に挑戦した。

内容は粉末大豆とココナッツミルクをベースにしたスープに、鶏肉とオニオンを添えたという、タミフル服用後でなければ絶対に手を出さないような仕様。

ココナッツミルク自体はカレーに入れたりするとコクが出て好きなのだけど、ラーメンに合うかどうかは謎。ある意味チャレンジャー的なラーメンで、日本でこのような味を作ることはコスト面や集客面で考えてもまずありえないだろう。

カウンター席に着席しオーダーしてから、中の様子を眺めていると、およそ10人ほど働いている。
1人だけ日系のような人がいた以外はすべて外国人だった。

ラーメン屋によくある寸胴鍋がいくつも並べられており、ひとまず安心する光景である。
時折、出前一丁(袋乾麺)を作ってラーメンと称する店があるが、あれはいただけない。決して香港のことではないです。

客層はほぼ外国人で、見た目こそ日本風のこなれたラーメン屋だが、メニュー写真のキワモノ感から日本人にはちと異国感のある雰囲気のため、入店をためらうのであろう。

10分ほどすると自分のラーメンがやってきた。
白みがかったスープからは、今まで嗅いだことのない香りが湯気と共に立ち上ってくる。
本来であれば、刻み白ネギが乗っていてもおかしくないラーメンにオニオンスライスが浮かんでおり、その下にはプリプリの鶏肉が沈んでいた。
どんぶりこそ和を主張しているが、これぞ正に洋の道を行くラーメン。

いやLa Menでも称しようか、、、明らかに異文化を経験したスープが、早く飲めと催促する。

 

深めのレンゲを使って、まず一口いただいた。
口の中に広がるココナッツミルクと大豆の濃い豆乳感。

ラーメンに必要な辛さは非常にマイルドに伝わってくる。
まず汁物がほしいという生理的欲求を満たし、2-3口と飲むと

さらにその違和感がわかってくる。

内地の人間が初めて味噌ラーメンを食べたときのようなあの違和感だ。
私はラーメンを食べているのだろうか?と錯誤しそうになるが、スープの下に麺があるのでこれは間違いなくラーメンだ。いやLa Menだ。

まるでとろみのないホワイトシチューを飲んでいるような感じだが、麺と合わせるとなるほどなと思わせる。

ラーメンにおいて、スープと麺の絡みというのは、理想的な夫婦関係のように重要なことだ。
日本のラーメン店に入れば、まず間違いなくある程度期待を満たされるような、スープと麺との絡みを味わうことができる。
しかしこれはLa Men。あなどるなかれ。
麺は麺、スープはスープでそれぞれ別のコンセプトで自我を主張する。
麺はあっさりしており、ある意味ホワイトスープの潔さを表しているようだ。
また具材の鶏肉も、淡白な胸肉を使っており肉本来の質感を表現している。
日本のラーメンを食べなれた人間からすると、このラーメン、もといLa Menは一つ丼の下、家庭不和のように非協調な様子がうかがえるが、これはアメリカというすべての個性を受け入れ、尊重するという風習を反映させたような趣である。

 

残念ながら圧倒的な情報量に打ち勝つことができず、スープを半分ほど残して店を後にしてしまったが、このラーメン屋、やるなと思わせるものだった。

 

結論を言えば、あまりおいしくなかった。