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僕はこうして破滅する~特典旅行がやめられない~

主にユナイテッド航空(UA)マイレージプラスを主に使って、特典航空券でお得な旅行を楽しんでいます。 JGCとSFCはなんとか取ることができました。 日系FFPはあまり詳しくありませんが、たまに発券しています。 発券コスパ系の旅行者で、バックパックと高級旅行を組み合わせるスタイルを楽しみます。 FirstClassからヒッチ、5★ホテルから野宿、キャビアから半額弁当まで、バラエティに富んで発信していきます。 各種お問い合わせは meltdown.int@gmail.com までお願いします。

ANA NH378便 B767-300 プレミアムクラス Premium Class 搭乗記 中標津SHB-羽田HND

ANA Business Class 搭乗記録 特典航空券 ご飯
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BACKGROUND

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帰りの航空券に関しては、ユナイテッド航空のマイレージプラスの特典を使い発券した。
日本国内線で片道5,000マイルからとハードルが低く、マイルが付くクレジットカードなどではおよそ50万円程度の決済をすれば、片道特典航空券が得られる計算です。
あまりクレジットカードを使わない人でも、税金や公共料金支払いなどを集中させれば1年間で日本国内線の往復旅程は獲得できそうです。

 

今から乗るのボーイング B767-300型機は、B787-8型機と並ぶ中型輸送機です。

ANA国内線では都心と地方を結ぶ路線に投入されており、比較的多く乗る機会がある機材と言えます。
国内線に投入される機材は主に76Pというコンフィグで、前方にプレミアムクラスを10席、その後ろに260席の一般席がある、合計270席ある機材です。

機体は全長54.9m、全幅47.6m、全高15.9mあり、重量は131tもあります。
大きな翼にはCF6-80-C2B2型エンジンを2基備え、その推力は23,500kg/基です。
翼の中には燃料を46,000Lも搭載することができ、航続距離は実に3,370kmにも及びます。
上空の巡行速度は880km/h、最大13,100mの高度で飛行できます。

CHECK-IN

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レンタカーで空港に到着したのは13:30ごろでした。
出発は定刻で14:35なので、約1時間前に到着しました。
この空港は地方空港で、上級会員、上級クラス用のチェックインカウンターなどは用意されておらず、全員平等に並びます。
この時はカウンターは混雑しておらず、比較的スムーズにチェックインすることができました。
今回はANAのマイレージプログラム優待の一つである、アップグレードポイント(4P)を使用して、プレミアムクラスにアップグレードしました。
空席状況はかなり余裕がある様子で、窓側を指定すると1Aをアサインされます。
手荷物はスターアライアンスゴールドの特典と、上級クラスの得点で20kgの手荷物を3つまで(合計60kg)預け入れることができます。
残念ながら使うことがなかったキャンプ道具をあずけて、身軽になりレンタカーを営業所に返しに行きました。
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その後空港に戻り案内の電光掲示板を確認したところ、25分の遅延の表示。
全便の到着遅れが原因です。
その下には見慣れない航空会社、フジドリームエアラインFDAの神戸行きのチャーター便が表示されています。
FDAは静岡空港を中心に運航している航空会社です。
その下には函館行きのチャーター便の広告がありました。

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 遅延によって少し時間ができたので、ラウンジにでもと思いましたが、こちらの空港にはラウンジの設備はありません。
空港運営のラウンジもなく、それどころか飲食店が一つもありません。
お土産を売る売店が2つだけ。あまり早くに到着せず良かったです。
仕方がないので、少しだけ外に出て路線バスの様子を見ていました。
ここから根室まで行くバスが運行されているようです。

 

BOARDING

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出発時刻20分前になったので、保安検査場を通過します。
うっかりキャンプ道具の一つ、ハサミを手持ちのカバンに入れてしまっていたため、ここで破棄をお願いします。

ゲート近くで2-3分ほど待ち、14:45頃に搭乗を開始しました。

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ボーディングブリッジから機首のが見えます。
本日の機材はJA8669 1995年3月よりANAで運用が開始され、本日まで社外で活用されることなく日本中を飛び回っています。
このJA8669は過去に一度重大な事故を起こしておりますが、機体の損傷はないものでした。

 

SEAT

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持ち帰りができる茶菓子の箱があるので、降りるときに撮ったとわかるものですが、ご容赦ください。
プレミアムクラスの座席は2-1-2の5アブレストで、自席は1列目の右窓側です。
座席は結構古いタイプのもので、個人用の明かり、PC用電源といったものはありません。
国内線用の上級クラスですから、ごく一部の便を除いて個人用モニターもありません。

機内エンターテイメントは機内オーディオと、大型スクリーンでの放送のみです。

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リクライニングしたポジションでは、かなり倒れます。
足元のレッグレストもふくらはぎを支えることのできる高さまで上がるので、非常に楽です。手で引き上げると、自力で上がるより、もう少し上まで上がります。

座席類の操作はすべて手動で、手元のレバーを引き調整します。
アームレスト内には、テーブルが収納されています。
機内搭載品でのサービスは、毛布、枕、スリッパ、ヘッドホンがあります。
また、申し出をすることで枕、アイマスク、耳栓、マウスウォッシュが提供されますので、国際線ビジネスクラス相当のサービスと言えるでしょう。

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中央の座席は1人掛けで、満席に近い便なら外の景色と引き換えに、プライベート性能を充実させられます。
一方両側を人が通過することになるので、落ち着かない席とも言えます。

比較的上級クラスが埋まりやすい路線に一人で乗るなら真ん中の席、空席が多そうなら路線なら窓側でも快適だと思います。
全員が一人客だとして、60%ほどの予約率ならすべてのお客さんが、隣に客が来るという状況を避けることができます。
搭乗日は50%の5人でしたので、私の隣にも人は来ませんでした。

 

このクラスに対する感想ですが、各国他社の国内線上級クラスと比較しても、座席のプライベート感、販売価格(差額)、提供路線の充実度など、アメニティの提供内容では引けを取っていないと思います。
特に当日約1万円の差額の支払いでアップグレードできる点は、世界的に見ると比較的アリなオプションだと思えます。

 

TAKE OFF

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定刻より遅れること25分、15:00にプッシュバックを開始しました。

今日のフライトタイムは1時間30分、飛行距離は605マイルです。
出発前は、チーフパーサーが挨拶に周り、この便は軽食と茶菓提供便である旨を伝えられます。
空港に飲食店などがなく、パンなどの軽食も買えず若干おなかがすいていたので、併せてビーフストロガノフスープもいただけるか聞いたところ、OKでした。

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この中標津空港は滑走路が1本の誘導路がない空港ですので、滑走路上を移動し、ターニングパットで大きく機体を半回転させ、ランウェイ26より離陸します。
あいにくの天候のため、離陸後すぐに雲の中入りました。
離陸後しばらくは揺れている状況でしたが、15分ほどで落ち着きサービス開始です。

 

MEAL SERVICE

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先ほど説明のあったように、茶菓、軽食の提供便です。
こちら右側の箱、茶菓に関しては持ち帰りが認められており、あまり時間もなかったのでありがたく持ち帰りさせていただきました。

軽食は、フィンガーサンドイッチや一口大のエビとオクラ、サラダ、プリンの組み合わせで、食事というよりはお酒のアテのような感じです。
飲み物はスパークリングワインConde de Caralt Brut(Spain)をお願いしました。
こちらは、パーソナルサイズのボトルで提供です。
さすがにこのような短時間の便でフルボトルをあけるにはコストがかかりすぎるので、選択肢を残し多く種類を提供するための工夫です。
こちらには賛否両論がありますが、国内線としてのサービスならば好感度が高いです。
短距離国際線となったら、せめてフルボトルを抜いてほしいなと思うのは、私だけではないと思います。

提供しているアルコール類は、スパークリング、赤、白ワイン各1種(すべてパーソナルボトル)、日本酒、焼酎、ビール5種、ハイボールです。
また、ノンアルコールビールの提供もしています。
せいぜい2時間程度のフライトで、ここまで充実させている国は、ほかにはないのではないでしょうか?

通常の飲み物は、コーヒー(温/冷)、紅茶、緑茶(温/冷)、コカ・コーラ、コカ・コーラゼロ、リンゴジュース、ミネラルウォーター(ガス有/無)、スープ2種です。

ちょっとしたお粥やリゾットなどのいつでも食べられる軽食が2種類あります。

また茶菓子も搭載があるので、おなかがすいている旨を申告すれば、何かしら満たされるように手配してくれます。

THE FLIGHT

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写真に写っている食事のほか、ビーフストロガノフに加えてリゾットもいただいたので、フライト中はほとんど食べている時間になりました。
よほどおなかがすいていると思われたのか、茶菓子も持ってきていただきました。
中標津空港には食事をするところがないんですよ、とお話しすると、私たちも降りたことがないのでどのようになっているかは知りませんでしたが、そういう空港もあるんですねと驚いていらっしゃいました。

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食べ終わり、座席を倒してくつろぐ頃にはかなり地上が近くなっていました。

食事を手早く済ませたら、1時間ほどはゆっくりできそうです。
やはり日本国内線は近いと思います。
羽田ー伊丹間の倍以上距離ののフライトですが、かなり近いように思いました。

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 千葉県の京葉地区の上空を通り、特に大きな旋回などもせず、羽田空港に向けて高度を落とします。

 

ARRIVAL

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羽田空港に到着しました。
スポットには入らず沖止めです。貨物機などが入るエリアの最果てのような場所に駐機するまで、10分ぐらい時間がかかったように思います。

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オープンスポットですので、バスに乗り換えターミナルに向かいます。
プレミアムクラスは優先的に降りることができますが、国際線ビジネスクラスのようにカーテン間引きまではしに来ないので、実質手荷物のない普通席の前方のお客さんに先を越されることもあります。
しかし沖止めかつ、手荷物を預けている状況では、早く降りる意味はさほどありませんのでゆっくり写真を撮ってから、後方の子供連れのお客さんが下りるころに同時に降りました。

バスに乗り、手荷物受け取り場に到着してしばらく待つと、優先的に手荷物が返却されました。
重量の優遇に加えて、優先的に返却を受けられるのもこのプレミアムクラスのメリットです。

滑走路に降り立ったタイミングでは定刻にわずかながら遅れる程度でしたが、地上滑走と、沖止めからのバスの時間で、最終的には予定時刻より45分ほど遅れて手荷物を受け取りました。

VERDICT

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タイトル:夏休みの出迎え 中標津空港屋上展望台にて

座席などのハード面や、アメニティなどのサービス充実品、ドリンクメニューの豊富さと、自由に食べられる軽食、これらの品質は非常に高いと思えます。
またアップグレード価格が1万円程度という、非常に経済性に優れたもので、得られる内容に見合っていると思います。

また運賃種別によっては、会員ステータスの評価マイルの増加も見込めるので、付加価値は高いと思います。
以前では、もう少し安い価格で提供されていましたが、値上げに関しては市場価格を反映したものと思います。

一方で提供される食事の量に関しては、残念ながら少ないと言わざるえません。
1時間半程度のフライトでは、正直空腹感に対する満足度というのは低いです。
もちろんお弁当などの軽食を持ち込むなど対処方法はありますが(そちらのほうがおいしいし)、やはり上級クラスのサービスの一環として顧客の腹を満たすというのは、割と重要な課題と思えます。
現状提供されるご飯の質に関しては、有名ホテルのレストランを起用するなど、質にこだわりを見せています(おいしいかどうかは別の話)。

この質を維持したまま、量を増やすのはブランドの方向性としても疑問がありますし、そもそも東京大阪線などの短距離では、食べきれない人も多いでしょう。

そこの落としどころとして、スープなどの軽食が提供されていると思いますが、もう少しだけ腹にたまりそうなものが出てくるとうれしいなと思う次第です。
総合的に評価して、現状のままで十分に満足しました。
フライトタイムで1時間30分ほどかかる便では、十分にそのサービスを受けることができます。

  • 有償ですと、理由がなければちょっとためらいのある価格ですが、その金額はサービス内容に見合っているものと思いますので、特別な日には乗ってみてもいいかもしれません。