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熊野市花火大会を快適に鑑賞する裏技!穴場スポットと空いてる電車

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熊野市花火大会の詳細!

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公式はこちらです。
2016年8月17日水曜日に開催されました。
この花火大会は「8月17日」というのがキーワードになっているので、毎年この日にやります。今年は水曜日、平日開催でした。

というのも、この熊野地区ではお盆の風習で花火を打ち上げているので、土日の集客が重要というわけではないのです。

雨天の場合は翌日に持ち越すようです。
豆知識ですが、この花火大会、開催日は例年天気は良くないです。
見ているときに絶対1回は雨が降るので、雨具はどんなに晴れていても必須です。
三重県の南部は全国的に見ても雨が多い地域で、晴天率はかなり悪いのです。
見に行く場合は1日延長になる可能性も考えて、計画しないといけません。

開催場所

JR紀勢本線熊野市駅より徒歩10分程度でアクセスできる、熊野灘 七里ケ浜で打ち上げられます。
近くには名勝 鬼ケ城 や 顔に見える 獅子岩、日本初の神社として知られる 花の窟神社 があります。
有料の桟敷席も販売されており、マス席で1区画10,000円(5人)、半マス席で6,000円(2名)となっています。また防波堤席などもあります。
6月の初めごろから販売となっているので、もし確実に購入したのであれば5月終盤には準備を始めていないといけません。

 

無料で見るためのスペースは開催の数日前から場所取りが解禁されており、今年の場合は8月12日午後5時からでした。
開催は17日の午後7時からなので、ずいぶん気の早い話です。
ですがいい席で見たい地元の人はそれぐらいから準備を始めます。

例年10万人以上の観客が訪れ、今年は14万人も来たそうです。

そこまで気合が入っていなくても、もちろん見ることはできます。
大体当日昼の14時ごろまでに入れば、何とかなりそうな雰囲気でした。
ルールとしては、防波堤に座ったり、階段に座って通路をふさいだり、テントと椅子を使っての観覧はNGです。事務局側から放送で注意を受けるので、お気を付けください。
レジャーシートをつかって見るスタイルになります。

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公式にあった地図をお借りして、ちょっと書き加えてみました。
地図上左下の穴場を書いたエリアで鑑賞しました。
この辺りは獅子岩を一緒に花火を入れて撮影することができます。

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このような感じですね。
写真を撮るなら少なくとも昼前にはいかないと、いい場所は取れません。

熊野灘に並行して走る国道42号線沿いに「すき家」があるのですが、その近くから三脚を立てて撮影するときれいに映ります。

今回は行ってないのですが、地図上右上の迫力有と書いたエリアは鬼が城の近くで、打ち上げ場所が近くに3か所あるので、音の迫力があります。
海上自爆ボートは、それぞれ南西と北東からやってきます。


2016年 熊野市花火大会 海上自爆

海上自爆というのは、水面で花火を爆破させるものです。

開催時間は19:10~21:30とされていますが、例年21:00ごろ終了します。
屋台はいたるところにあります。
利用していないので値段まではわかりませんが、缶ビール500円とかするようです。
値段が気になる場合は、あらかじめスーパーで仕入れしていくと良い思います。


交通手段

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↑2014年の熊野市花火大会の臨時列車。風光明媚な区間を走ります。
現地入りする方法として、自家用車、バスツアー、列車(JR)で行く方法があります。
それぞれ善し悪しがありますので、解説していきます。


自家用車

メリット

  • 基本的にフリープランで束縛されない
  • 直行直帰できる
  • 気を使わない

デメリット

  • 運転手は大変
  • 駐車場の確保が大変
  • 計画の立て方が難しい

デメリットの内容はストレスフルのように思えます。
車のいうプライバシー空間を考慮しても、そこを譲れないのでなければおすすめしません。
開催日当日の国道42号線は非常に混雑しており、まったく前に進まなくなります。
通常3時間程度の道のりが、おおよそ9時間かかったりします。

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最も混雑するのが、尾鷲から海上のある熊野市までです。
この混雑を回避するために、尾鷲駅に車を置いて熊野市まで列車で来るという方法もあります。
花火大会終了後は国道42号線の交通規制がなされるので、終わってもすぐには帰れません。
その点考えると、尾鷲から列車というは悪くないアイディアです。

ツアーバス

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メリット

  • 時間管理や計画はツアー会社任せられる
  • 観覧場所も確保してある
  • 食事なども用意してくれる

デメリット

  • コストは一番高い(1~3万円)、延期になっても返金はない。
  • 収益性を一番に考えるので、花火大会にぎりぎり間に合わないようなダイヤを組むことがある
  • 自分で判断を変えることができない

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名古屋駅や栄集合のツアーバスだと、おおむね7時~9時に出発のものが多いようです。

本来3-4時間程度でつくものを、これほど余裕を見ないと間に合わないのです。

会社によっては23号線+42号線の一般道を進んで行くものもあります。
もっとも高速道路を使ったとしても、到達時間にはあまり差はないようです。

 

デメリットの部分は、お金と責任によるところです。
ツアー自体は雨で延期になったとしても、催行する以上キャンセル代金の免除はありません。
約款通りの請求となると思うので、延期になったら行けないようなスケジュールの場合、その代金は最悪ドブに捨てる覚悟が必要です。
また運の悪いケースだと、花火の1発目が上がるまでに会場入りできなかったり、尾鷲駅から自己負担で電車で向かうことになったケースもあるようです。
会社としても間に合うこと自体は契約範疇外ですから、便宜を図って尾鷲駅からJRというより、間に合わなくともバスで会場まで運送します。
というか、そうしなければ契約違反になってしまいます。
気を利かせてJRなんて案内をしようものなら、上げ足を取られてしまいます。

私はツアーはあまり好みではありませんので、表面上のメリットにはすごくうらやましさを感じますが、参加することはないと思います。

列車

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タイトルには電車と書いていますが、残念ながらJR紀勢本線は非電化でディーゼル列車による単線運行です。
県外の方は本数のなさにびっくりすると思います。

メリット

  • 基本的には時刻表通りで、大きな遅延はない
  • 割と低廉な運賃である
  • 指定席を買えば座ることができる
  • 帰りの列車も臨時特急が出るので、名古屋までなら終わってすぐ帰れる。
  • 基本的にキャンセルできる

デメリット

  • ディーゼル列車による単線運転なのでトラブルに弱い
  • 動物との接触事故や、天候による運転規制などリスクは高い
  • 自分で切符を買わないといけない
  • 普通列車はめちゃくちゃ混む、あと熊野市駅も混む
  • 運転本数が少ない

 

一見デメリットが多いように思えます。
実際、上2つに比べると移動の満足度はかなり低く、計画性なく利用するのはあまりお勧めできません。
快適なサービスというよりは、サバイバル体験といえると思います。
ですが、私は渋滞やツアーバスのストレスに比べても、JRのほうが断然いいと思います。

毎年次回はツアーバスにしようと思うほどツライ体験ですが、実際バス車内も変わらないでしょう。

列車で花火大会に行く計画を立てる。

結局お金もない、予約もしていない。となればJRしか選択肢はありません。
まずは運行スケジュールを調べてみます。

<往路 名古屋→熊野市

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特急列車はワイドビュー南紀1号~93号まで6本あります。
このうち、1,81,3,5号は定期列車で、指定席は一か月前の10時から、全国のみどりの窓口にて発売します。これらの列車は自由席もあります。
つまり競争は7月から始まっています。
指定席予約端末「マルス」で当日の状況を探ってみたところ、時間帯の良い南紀5号には団体での予約が入っていました。
しかし全列車満席ということもなく、当日朝6時の時点では、1号、81号はかなり空席あり、3号5号は4席づつ空席ありという状況でした。

 

あまり公表したくない裏技なのですが、JRの指定席予約システムは完全ではないため、かならずオーバーブッキング用の席を1-4席持っています。
これを出発日当日朝に開放する(問題なければ)ので、狙っている列車が満席でも当日の朝に窓口に行けば取れるというわけです。

そのほか、91,93号に関しては、出発日の8月17日午前7時より販売を開始します。

全車指定席なので、指定席券を持っていないと座席には座れません。
立ち席特急券も販売していますが、立って乗るのはつらいです。
販売駅は名古屋駅と三重県内のみどりの窓口設置のJR駅で、桑名駅、四日市駅、津駅、松阪駅、多気駅などです。

 

加えて中距離の快速列車も何本か運行されており、

多気出発09:10→熊野市到着11:27

亀山出発10:50→多気出発12:06→熊野市到着14:19

多気始発14:48→熊野市到着16:46

と、3本あります。
多気までは快速「みえ」をりようします。
多気駅ではうまいこと接続しているので、タイムロスも少ないです。
青春18きっぷで花火大会に行く人にはメリットが大きいです。

<復路 熊野市→名古屋

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特急列車は92,94,96号の3本しかありません。
全車指定席で、指定席券の発売は当日の朝7時から発売です。
やはりこれも名古屋駅か三重県内の窓口でしか買えません。
そのほか全車自由席の快速列車が1本運行されています。

 

指定席券を買ってみる

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三重県内のとある駅で、指定席券を買いに行ってみました。
当日はこのように並んでおり、前方に並んでいる方は前日の夜から並んでいたそうです。
この写真はおよそ5時ごろの様子です。

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6時ごろに駅係員より本日開催の旨と、指定席申し込み方法について発表されます。
指定席申し込み表はあらかじめ記載されているものに、希望人数を入れて発券していきます。
一見簡単なように見えますが、グリーン席もいいかダメかなど、複雑な選択肢があります。
ひとまず往路の列車は、南紀5号の当日開放枠の席を購入することができたので、空白で提出します。

帰路は94→96→92の順番で書きます。
92号だと21:30の終了からあまりにも時間がなさすぎると思ったためです。
実際は、92号にしておけばよかったなと思いました。
その辺は後述していきたいと思います。

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7:15ごろに指定席が取れたという知らせを受けて、代金を支払いに行きます。
クレジットカードも利用できます。
ひとまず第一希望の切符が購入できました。
その後売れ行きの状況を調べてみたところ、

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往路は余裕で取れます。

当日まで満席だったのはいったい何だったのか?

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復路は92号以外なら余裕で取れます。
という状況でした。
気合を入れて朝から行きましたが、ちょっとガックシです。
この時点では21:30終了の花火大会で、21:48発の92号に乗るのは厳しいだろうという見方をしていたのですが、意外と乗れたかも知れません。

ここで方針変更を考えます。
よし指定席をキャンセルして普通/快速列車でいこう!

いろいろな事情が絡み合い、そのように決まりました。
切符はもちろん青春18きっぷを使います。
地元駅から熊野市までなら18きっぷがお得であったのと、熊野市→地元で使った後から残りの切符を使いたいという友人がおり、うまく商談成立したのも理由の一つです。

 

快速列車で行こう!

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折角取った往復の特急の切符を、別の列車に変更してもらいました。

快速で座れなかったらどうしようかと思いましたが、まったくの杞憂。
ガラガラに空いています。

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多気駅では快速みえと接続しており、乗り換えのお客さんが少々いますが、それでも満席にはならず、1名で2席使える状況でした。

座席は2名用の転換クロスシートで、この座席を1人で使えるなら特急より快適です。

f:id:meltdown_int:20160822070125j:plainこの列車に乗り紀伊長島駅まで行きました。
もちろんそのまま終点まで行ってもいいのですが、この分だと後続列車も確実に座れそうなので、ちょっと降りて散歩します。

少し散歩しましたがまったく見るものがなく、スーパーでお酒と弁当を買い込みをして次の列車で尾鷲を目指します。

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特急列車に抜かれて、普通列車を待ちます。

後続の列車は定期の普通列車で、ロングシートの長時間乗るには不向きな車両が来ました。

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尾鷲の駅で降りて、また周囲をふらふらっと見て、後続の臨時快速に乗り換えます。

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尾鷲から熊野市まではノンストップで、ドアが閉まったら終点まで誰も乗ってきません。
1人2席どころか4席使える状況だったので、広々と快適に来ることができました。
名古屋から熊野市までは特急券が3,190円もするので、この金額が浮いたのはうれしいです。

帰りは確実に座って帰ろう!

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酒も入ってほろ酔いのころ、こんな混雑した列車で3時間以上揺られるのはちょっとした拷問です。
私はこの花火大会に幼少のころから行っていましたが、この混雑が本当に嫌でたまりませんでした。
座れるならまだしも、通路に立っていかなければいけず、かと言って3-4時間も立っていけないので途中で通路に座るんですが、ディーゼル気動車特有の揺れが愉快でしょうがなかったです。

時代は進み、今ではちょっとした工夫(当時でもできたと思いますが)で、快適に移動することができます。

当日臨時列車の時刻表はこの通りです。

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この時刻表でいうところの、熊野市22:13の列車に目をつけました。
この列車(行先変更)と書いてあるのがわかるでしょうか?
つまりこの列車は定期列車です。
もともとは新宮発紀伊長島行きの列車です。
これを伊勢市まで延長運転します。この列車に乗って多気(1:01着)まで行き、そのあと津行き(1:36発)に乗ればひとまず地元まで帰れます。

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ちょっと見にくいですが、熊野市には22:09に到着し、22:13に出発します。

しかし熊野市駅からでは勝算はありません。
なので、1つ手前の有井駅から乗ることにしました。

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意外と知られていませんが、この有井駅はお隣の熊野市駅からわずか2.5kmしか離れておらず、駅間を歩いても30分ぐらいしかかかりません。
まして花火会場はその駅間ですから、どちらに行くにもそう距離に差はありません。
21:00に終わり、有井駅には21:35ごろにはついていました。

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到着してやった!と思いました。

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案の定誰もいません。あまり公表したくない裏技ですね~。
駅にもトイレはあり、熊野市駅で長蛇の列に並ぶよりもかなり快適に列車待ちできます。

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お目当ての列車は、、、がら空きです。

編成は4両で前2両しか延長運転しませんので、注意が必要です。
席が選び放題なので運賃箱の横の席をゲッツです。

ここはボード横に立つ人を最大限隔離できて、個人用の空間を多く取れます。
こういう風に言うのは申し訳ないのですが、「電車に乗るのは初めて」という客層が乗ってくるので、車内はカオスになります。
熊野市駅でドアが開いた瞬間に、客がなだれ込みます。
言葉通り我先に、押し合い、突き飛ばしあいが始まります。
この地域はかなり気性が荒いのでもたもたしていると、怒鳴られます。
正直それがイヤで、熊野の花火大会はあまり好きではないのですが、この裏技のおかげで快適に座って帰れました。
端っこの席なので、ビールを飲みながらつまみにパクつきます。
確実に席が抑えられたことで、かなり気持ちのいい状態です。

 

しかしやはり問題は発生します。
熊野市を出てから、ちょくちょく遅れの放送が入ります。
先行する92号が、鹿とぶつかったらしいです。
特急列車には先頭車両に鹿を弾き飛ばす装置がついているので、遅れといってもそうひどくはありませんでした。
しかし多気駅で後続の普通列車を待っていると、なんと50分の遅れという放送が入りました。
94号は多気駅には定時で来たので、どうやら乗る予定だった普通列車がなにかしらの事故を起こしたようです。
放送に耳を傾けていると、やはり鹿との接触のようです。
普通列車には弾き飛ばす装置はありませんので、巻き込みます。
そうするとブレーキ管などの運転に必要な装置が破損してしまうので、点検に時間がかかるのです。

この遅れで、地元の駅で降りて、歩いて家に着いたころは3時を回っていました。
確かに特急列車に比べて安く帰れましたが、やはりくたくたに疲れてしまいました。
しかしこれでも自家用車やツアーに比べたらかなりマシなのかな?と思います。

もし特急列車で帰るなら、92号は厳しいですが、最低94号ぐらいに乗らないと遅れのリスクが高くなってきます。